2人でピッチに立つ日を夢見る栃木SCのMF明本(左)とMF森=宇都宮市内

 今季の飛躍を目指すJ2栃木SCで、ともに下部組織で育った大卒新人の2人がトップチームで奮闘している。宇都宮市出身のMF明本考浩(あきもとたかひろ)と、茂木町出身のMF森俊貴(もりとしき)の2人は小学生時代から9年間、一緒のチームで戦ってきた幼なじみ。「栃木を象徴する選手になりたい」と同じ目標を掲げる同学年のルーキーたちは、同時出場する日を心待ちにしながら練習に励んでいる。

 「アキ(明本)」「トシキ(森)」と呼び合う2人は小学4年時に栃木SCサッカースクールで出会った。中学3年時の2012年には高円宮杯全日本ユース選手権(U15)で関東地区予選を突破し、本大会でも1勝を挙げる実績を残した。